生の松原特別支援学校との交流

本校では、平成元年から毎年、お隣の生の松原特別支援学校の生徒さんと交流しています。この交流は、お互いを理解するとともに、本校生にとって自分を見つめる大切な機会になっています。

交流の目的についての本校の交流委員の作文をご紹介します。

作文

七夕交流(7月)

毎年7月頃に生の松原特別支援学校を訪問します。中学部と高等部の生徒さんと一緒に、教室で七夕飾りや、名刺交換などの交流を行い、体育館では歌やゲームなどを行います。一緒に昼食を食べて、帰るころにはすっかりうちとけています。帰りがけには、「先生仲良くなれたよ。」「ようやく仲良くなれたとこなのに!時間が足りんやった。」「次の交流はいつあると?」という声も聞かれ、後ろ髪を惹かれる思いで、帰ってきました。

特別支援学校 特別支援学校

参加した人の感想文を紹介します。

七夕交流に行く前は、「みんなとうまくコミュニケーションを取れるのだろうか」「どう接したらいいのだろうか?」などいろいろ不安がありました。でも、実際には最初は緊張したけれど、話してみるとすごく楽しかったです。生松でうちわ作りと七夕飾りと体育館でゲーム・ダンス・歌と昼食交流会がありました。全部、予想をはるかに超えて、とても楽しかったです。ペアの人に学校案内もしてもらいました。「障がい者」はいろいろな人たちの総称です。私は、この生松・西陵七夕交流会でいろいろな人たちに会いました。改めて、障がいについて考えさせられました。私は、正直今まで障がい者の人と距離をとっていました。しかし、今回の交流会を経て、一人ひとりが誇りを持った人間なんだなあ、と思いました。今回の交流会は本当に楽しかったし、勉強になりました。また、七夕交流会に参加したいなと思いました。

ロードワーク交流会(11月)

秋には、生の松原特別支援学校の小学部5・6年生のロードワークの授業に参加させていただいています。
最初はぎこちなく手をつないで、一緒に歩いていますが、最後には生松生から「また会おうね」などと温かい言葉をかけてもらい、元気をもらって帰ってきました。

ロードワーク交流会 ロードワーク交流会

参加した人の感想文を紹介します。

生松の子と対面する前はどんな子か分からず、少し不安に思っていた。でも、不安だったのは、相手の子がどんな障がいを持っているのか、どの程度の障がいの重さなのかということばかりを気にかけていたからだったのだろうと思う。つまり私は、身障者に対して偏見を持っていたということだ。私のように、自分では偏見を持っていないつもりでも気づかないうちに身障者を特別な目で見ていたという人はたくさんいるだろう。このことに気づいた今、これからは身障者の障がいではなく、どんな人なのかということを、まず気にかけようと思う。身障者に、健常者と同じ気持ちで接する。これは自分では出来ていると思っていても、案外出来ていないものだ。不安な気持ちは相手に敏感に伝わるものである。身障者に対する差別・偏見をなくすためにも、まずは、私自身から変わろうと思う。

もちつき交流会(12月)

中学部の生徒さんとの交流です。教室で自己紹介をした後、ペアの人と生の松原特別支援学校の体育館で、一緒にもちつきをして、一緒におもちを丸めて、一緒に食べます。とても楽しく、しかもおいしくって、人気の行事です。帰りは、「また行きたいね。」と話しながら、みんなで歩いて西陵高校まで帰ってきました。

もちつき交流会 もちつき交流会

参加した人の感想文を紹介します。

今回の交流で3回目になるけど、今回のもちつき交流もとっても楽しかったです。今日の交流でペアになった子は、とっても元気で、明るくて、お笑いが好きで、たくさんネタをやってくれて、すごく楽しませてくれました。腕を組んで一緒にポニョも歌いました。今日一日だけだったのに、すごく仲良くしてくれて楽しませてくれて、本当に嬉しかったです。今回の交流で、また生松の子の明るさ、素直さ、おもしろさ、いいところがたくさん見れました。交流に参加すればするほど、生松の子たちがどんどん好きになっています。本当は、もっとたくさん交流したいけど、そんなに長い時間は無理なので、また次の機会があるときには、ぜひ参加したいと思います。元気で素直なみんなが大好きです!!!

この他にも、夏休みには生の松原特別支援学校の先生方と意見交換会、秋は本校の文化祭での展示、冬には生の松原特別支援学校の学習発表会への参加と高等部バザー見学、中学部の授業参加交流会とたくさんの交流の機会を持っており、希望生徒が集まってできた実行委員会を中心として、準備や当日の運営などを行っています。